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お醤油の話

 

Q.お醤油のはじまりは?

 

A.醤油は、遠く奈良時代の醤(ひしお)という醗酵食品や鎌倉時代の溜(たまり)と呼ばれる調味料にその原料がみられますが、大豆と小麦を原料にした今日の醤油に近いものは、戦国時代に生れました。それが、企業の形で生産されはじめたのは、もうすこしあとのことですが、それでも醤油産業はざっと400年の歴史と伝統をつづっています。

 

Q.お醤油はなぜ”おいしい”?

 

A.食べものの味は一般に甘(あまい)、酸(すっぱい)、辛(からい)、苦(にがい)、鹹(塩からい)の五つに分けられます。ところで、おいしさのしくみには、この五つの味にもう一つ”うまみ”というデリケートな要素が欠かせないのです。醤油は基本の五つの味に加えてこのうまみは、醸造によって生れる数多くのアミノ酸がたがいにはたらきあい、さらにほかの成分ともとけあってひきだされる天然のうまみです。絶妙な味のハーモニー、それが醤油のおいしさなのです。

 

Q.輸出醤油第1号は?

 

A.寛文8年(1688)の秋、インド東海岸へ向けて一隻のオランダ船が長崎を出航、船上にはさまざまな品とともに醤油12タルが、貴重品並みの扱いで積み込まれていました。日本からはじめて外国に渡った第1号醤油です。これはオランダ東印度会社の日本支店長、甲比丹(かぴたん)ランストが出入りの商人たちにはかったあげく、実現したものです。

 

【醤油の日本農業規格(JAS)】

 

醤油は、法律(農林物質の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)によって、一定の品質規格(JAS規格)と、品質表示の基準が定められています。これは消費者保護と品質向上のたてまえから制定されたものです。

 

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